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龍馬伝2010/07/25日放送第30話「龍馬の秘策」

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長崎に滞在する龍馬(福山雅治)たち
自活への妙案を思いついたもののそれを実現させる為に
必要な船を借りる事が出来ずにいた。

このまま時を待てば西郷(高橋克実)らに連れられ
薩摩行きを余儀なくされてしまう。薩摩へ行ったら最後
自分達は日本の為ではなく薩摩の為に働かなければならなくなるのだ
それは龍馬たちにとって本意ではなかった。

困り果てた龍馬たちの前に池内蔵太(桐谷健太)が現われる
池はかつて土佐勤王党の同志であった男だ

勤王党を離れた池は長州へと渡り、高杉晋作(伊勢谷友介)らと供に
幾多の死線をくぐり抜けていたのだ。再会を喜ぶ龍馬たちの前で
イギリスとの戦闘で受けた傷を見せびらかし場を沸かす池であった。

池が訪ねてきたのは偶然ではなく理由があった。
高杉晋作が龍馬に会いたがっているというのだ。
引田屋で起きた薩摩との悶着、場を収めたことで
龍馬は高杉に一目置かれていた。

池の案内で高杉との面会に臨む龍馬。
そこには引田屋で見かけた伊藤俊輔 (尾上寛之)と
井上聞多(加藤虎ノ介)もいた。龍馬は高杉らになぜ
過激な攘夷に拘るのかを尋ねた

高杉の答えは思いもかけないものであった。

高杉達は異国の強大さについて十分正確な認識を持っていた
そして西洋列強の侵略を受ける隣国、清の窮状をも理解していた
彼らは海外留学などでその見聞を深め

日本の置かれた状況に大きな危機感を持っていたのである
間違った対外政策を取り続ける徳川幕府にこれ以上政権の
運営を任せていたらいずれ日本は滅びてしまう。

それが長州が幕府に従わない理由だったのだ。
龍馬は大きな感銘を受ける。

高杉は龍馬に「長州藩は最後まで戦い抜く」と告げてその場を立ち去る
残された龍馬に長州には万に一つの勝ち目もないことを訴える池
このまま長州が滅びるのを黙って見ていて良いのだろうか...

龍馬の中で大きな疑問が沸き上がってきたのであった。

近藤長次郎(大泉洋)がカステラ作りの妙案を思いついたという
ポルトガル伝来の菓子を名物として売り出すのだ

大きな商売ばかりに気をとられていた龍馬は
長次郎の案に感銘を受け賛成した。

カステラ作りにも資金が要るということで
龍馬は長崎の豪商のもとを訪れる

カステラを長崎で売り出してもよいかどうか訪ねると供に
資金の提供をしてもらえないかと持ちかけたのだ

茶貿易で巨万の富を築く豪商、大浦慶(余貴美子)に
気に入られた龍馬は首尾よくカステラ作りの資金を手に入れた。

一つの問題に解決の目処をつけた龍馬の頭に
新たな閃きが起きる。もしも薩摩と長州を結びつける事ができたら...?
龍馬の眼前に新しい日本への道筋がはっきりと現われた瞬間だった。

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