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龍馬伝2010/08/22日放送第34話「侍、長次郎」

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亀山社中にとって最初の大取引をまとめ上げた
近藤長次郎(大泉洋)であったが、そのことを遠因に
社中で孤立を深めてしまう事になってしまう。

薩摩名義で長州の為に購入した蒸気船
ユニオン号の扱いについて
独断で密約を結んでいたのだ。

密約は長州の井上聞多(加藤虎ノ介)と長次郎の間で結ばれ
その内容はユニオン号の所有権は長州のものとするが
船の運行は亀山社中が行い薩摩藩も自由に
使う事ができるというものであった。

これを知った桂小五郎(谷原章介)が強い難色を示したのだ。
この内容では藩の上層部を説得する事は不可能だとし
船の管理、運用権も全て長州のものとしなければならないと主張した

話が違うと激高する長次郎をなだめ、龍馬(福山雅治)は
長州側の希望通りの内容で取引をまとめる。

社中の苦しい財政を懸命にやりくりしてきた長次郎にとって
まったく納得のいかない措置であった

ユニオン号の運用権があれば亀山社中は
今よりはるかに大きな商売ができる

長次郎は持ち前の商才を存分に発揮する機会を
得ることができたはずであった。その夢を絶たれたのだ。

龍馬はそんな長次郎の心中を察していた
今は薩長の連合を成就させることを優先しよう
全て上手くいったら二人だけで酒を飲もうじゃないか

そう言って龍馬は長次郎をなだめたが、急速に自分から
遠ざかろうとしている長次郎の心を感じ取ってもいた
龍馬の心中に不安の影がよぎる。

その不安は現実のものとなった。

ユニオン号の一件は社中の面々の知るところとなり
誰もが長次郎に激しい非難を浴びせかけた
長次郎にしてみれば社中の為にしたことでもあった

しかしそれこそが私欲に走った行動であると責められたのだ
亀山社中が薩長の間で信用を得るには自分達の都合は
いっさい捨てなければならない

長次郎の行動は社中の総意に反した上に
社中の看板に泥を塗る行為だとされた。長次郎は激しく反発する。

亀山社中の財政を預かる自分の苦労も理解されず
そのうえ夢まで否定された長次郎。もはや社中に自分の居場所はないと
心を閉ざしてしまう。彼の頭にはかつてグラバー(ティム・ウェラード)に
勧められたイギリス留学への思いしかなくなっていた。

長次郎は社中を飛び出し長崎の豪商、小曽根乾堂(本田博太郎)のもとに
身を寄せる。長次郎はイギリスへの密航を決意していた

グラバーに話をつけた長次郎はイギリス商船へと乗り込むが
折り悪く海が荒れ船は出港できなかった。このことが
長次郎の運命を暗転させてしまう。

龍馬は桂と供に大詰めの時を迎えていた
京に居る西郷(高橋克美)との会合に挑むために
出発しようというその時、届けられた手紙を読んだ龍馬は驚愕する。

長次郎が密航者として奉行所に追われる身となり
亀山社中にも取調べが及んでいると書かれていたのである

ひとまず桂を先に京へと向かわせた龍馬は急いで長崎へと引き返す
しかし、追い詰められた長次郎の取った行動は...

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